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■今までで一番影響されたサイトは?
んーとね、そうだなあ、亡くなったhideさん(元X JAPAN)のサイトに私影響されてホームページを作ってる部分がけっこうある。昔、業者じゃなくてhideさん本人が自分で作って日記を書いたりしてた時代があったんです。亡くなった時はショックだったけど、その数日前の書き込みが残ってて。ちょうどシングル2枚同時発売で、ロサンゼルスから日本に帰ってきてたんだけど「本日帰国しました、、、、2匹のシングルの世話やきに、、、、。」っていう一言が最後の書きこみだったんです。
でも、それって何よりも真実があるじゃないですか。まあ例えば自殺じゃないっていうのも、それを見れば分かることだし、逆になんかすごいなって思ったんですよ。プロのアーティストだけど、マスコミの入らないところで自分のお客さんとリアルタイムにやりとりしてるっていうのが素晴らしいなって思ってて。
昔だからデザインとかも大したことないんだけど、自分の伝えたいことをそのままどんどん次から次へと出せるっていうのが、インターネットのすっごいとこだ、って思ったの。
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■音楽サイトとして工夫している点を教えてください。
んとね、長くやってて分かったことがあるんだけど、インターネット上というかバーチャルな部分での提供するものと、あと実際ライブをやるとかCDをやるとか、どこどこで会えるとかっていうオフラインの部分とをバランス良く続けるっていうのが音楽系にはすごく必要なことだと思う。
実はライブ始めたの今年からで、最初の3年間、ライブとかいわゆる課外活動を一切やらなかったの。だから今年、4年間ずっとオンラインだけでお客さんでいてくれる人と、初めて会ってすごく感激したし。それに、ライブを始めたことによって、すごく楽になったっていうのがあって。それと音楽系は「人となり」を売ってるところがあるから、日記とかもその一つだと思うけど、音楽以外の情報もすごく大事だなと思ってる。
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■真子さんは、好調なときも不調なときも、ストレートに日記に書いていますよね。
とくにうまくいかないことにもきちんと向き合っているのですごく読みごたえがあります。
もしそれに気がついてくれている人がいたら、すごく嬉しいなあって思う。それはhideさんのサイトでも、彼の日記は楽しいときもあるし、辛いときもあるし、怒ってるときもあるし、でもすごく人間らしいなって思って。まあ、実際は不特定多数の人が見てるわけだし100%の感情をぶつけるとトラブルになるから、それは気をつけてはいるけど。
後から何年も前の日記を読むと「あー、このときすっごいツラかったー!」って思うんだけど、日記の良いところはどんなに辛いことも後から振りかえったら必ず過去のことになってるっていうこと。だから辛いときも「ああ、これを読み返すときには、これを通りすぎてるんだ」って思いながら、なんか未来の自分へのメッセージみたいなところもあって日記書いてる。
今ね、バンド(MAVERICKver4.0)のメンバーにも日記書いてもらってるの。そうするとある人は面白いことを書くのがホームページだとか、音楽だけの話をする人とか色々いるの。まあ、それはそれでみんな好きなようにやればいい、ただ私は人間らしい自分をもっと見てもらいたい。曲の歌詞もそうだけど「あ、こんな人でも落ち込むときがあるんだ」とか(笑)。そういうのが分かってもらえたら良いかな。 |
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- 日記を継続するのは大変ではないですか?
それは常時接続の良さ。思ったときにすぐできるし。ホームページを管理するための、一番楽なシステムを早く見つけるっていうのは大事かも。例えば毎回ソフトを使って日記書いてたらもう嫌になるけど、日記サイトのシステムとか使えば、掲示板に書きこむ要領でできるし。出先からでもかけるしね。
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■ファンの方々とも掲示板などでマメに交流していますね。
やりとりしてるねえ。できるだけこまめに返事するっていうのは大事かも。画面上だけど、直接会ってるのと同じぐらいのコミュニケーションをとるっていうか。私けっこう本職で音楽やってるつもりでいるから、だからホームページはライブだと思ってやってる。常にお客さんに対して、ライブだと思ってやってるかな。
多分、音楽サイトって二つに分かれると思う。隣にお客さんが座ってるようなサイトと、武道館みたいなおっきなとこにお客さんと自分がいるサイト。私が今やってるのはライブハウス的な身近なコミュニケーション。それは自分で意識的にやってます。
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■初めてRealファイルの音楽をホームページに載せた時のことを教えてください。
ストリーム再生は特に苦労したなあ。ファイル本体とは別にramっていうファイルを作るんだけど、”名前は音ファイルなのに中身はテキストのタグ”っていう観念が分かんないから、一体なんなんだろう?って。最初の頃は、ホントに聴ける状態にするまでやっぱり何日かかかって思考錯誤だった。他のプロの人のホームページより音ちっちゃい、とかいうので何回もやり直したり。
あと、プレイヤーがバージョンアップすると前のファイルが聴けないとか色々なトラブルがあって、そのことに関しては私も未だに頭を悩ませてる。そういうテクノロジーの日進月歩にどうついていけば分からないときはあるけど、自分ができる精一杯のところからやる、はじめっからそんなストリーム再生とかMP3とか思わないで、まず分かるところからやる。っていうのが、何もやらないよりはいいと思うから。
他の人の家のパソコンで自分の曲が聴けたとき、すごい嬉しかった。あとはアンケート載せてるんですよ、ニフティで作ってくれてるフォームで。そしたらこの曲が好きっていうのが色々な人から来たりして、それはやっぱりすごく嬉しくって。
- このサイトを見て、ストリームについての質問がたくさん来るかもしれないですね。
あ、いいよ別に!それもアーティストとしての仕事のひとつだって、hideさんのホームページを見てすごく思ったの。知らない人がいたら教えてあげる、困っている人がいたら助けてあげるっていう。多分、そういうのも自己表現とかの一つだと思うから、教えてあげられることだったら何でも聞いて!
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■OLIVE OLIVEとMAVERICKver4.0は、真子さんにどんな存在?
悲しいことに時代もテクノロジーも変わってるから、音もどんどん古くなるし新陳代謝していくでしょ。だから音楽的にはOLIVE OLIVEっていうのは前の私の等身大で、今の等身大はMAVERICKver4.0。サイトとしては、OLIVE
OLIVEはホントにゼロから全て私一人のもので、私の分身みたいなもの。私のことを知りたかったらあそこを見てっていうぐらい。で、MAVERICKver4.0のサイトは、そこから派生したもの。なんだろう、他の人たちも関わってきたことで、OLIVE
OLIVEっていう木から種が新しくできて育ったものっていうか。
最初、MAVERICKver4.0のサイトを作ったときに、OLIVE OLIVEをその一部にしようと思ったんだけど、よく考えたらこれは別の木だなって思って。でもこの2つの木は隣り合わせで手を結んでる形であって、どっちが上でも下でもないようなリンクの張り方にしたの。
- バンドのホームページはどんな感じですか?
何でもそうだと思うけど、バンドってモチベーションキープするのすごく難しいじゃないですか。最初はいいんだけど、そのうちやる気なくなるっていう。そういうのを防止するのには、ホームページはすごい役立ってると思ってます。例えばボーカルは真中で歌ってるし喋ってるけど後ろの人たちはあんまりないから、その分、日記や自分の思ったことを提示できる場があるっていうのは、みんなのモチベーション維持に役立ってると思う。それにお客さんから書きこみがあったりアクセス数が増えたりすると「このままここで続けよう」って思うきっかけになるから。あと「うちのサイト」って言える場所、ホームがあるっていうのは、バンドの結束固めるためにはいいよね。
最初はね、インターネット環境のない人がいて、その人にインターネット環境を作ってもらうのが大変だったの。日記も書いてくれなくて、コノヤローとか思ってたんですけど、一回書いたら見ず知らずの人から「すごい日記が面白い」って書きこみがあったんですよ。そしたら毎日のように書き出して(笑)。最初、三行とかだったのに、今ではすごい長く、良い文章を書くようになって。だからミュージシャンもお客さんに育てられてるなって思う。
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■ホームページの宣伝はどのようにしていますか?
ライブでMAVERICK新聞っていうのを配ってるんだけど、やっぱり新聞が面白ければホームページも面白いかなと思うじゃないですか。それでちょっと面白そうだなと思った人が来てくれたり。検索系のサイトとかメルマガへの登録も定期的にやってます。あとは他の人が「お気に入り」として紹介してくれたらいいかなあって。私は何でもそうだけど、3〜5%反応があれば良いと思ってて。地道な努力ですよ。
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